私は石鹸が大好きで、新しい石鹸を見る度についつい買ってしまいます。石鹸の魅力はリーズナブルな値段で(もちろん高級石鹸もありますが)、しっかり汚れを落とすのに肌にあまり負担がかからないところでしょう。
顔や身体に使用したり、アトピーの人はシャンプーとして使用したり、洗濯時の襟首の汚れを落としたり、台所洗剤代わりにしたり、と用途は様々です。
私は若い頃から肌のトラブルに悩まされていて、20代の頃に洗顔を石鹸に変えました。すると途端に吹き出物は消え、肌の状態も改善されました。使ってみたいくつかの石鹸の感想をご紹介したいと思います。
まずは定番、アレッポの石鹸。オリーブオイルだけを使って作った石鹸。口コミでも高評価のこの石鹸。しかしいかんせん匂いがすごい。銀杏のような何とも言えない匂いがします。使い心地は良いとは言えず、しっとりとはするけれど汚れが落ちきっていない、そんな感じでした。若い方には高評価なこの石鹸ですが、30代後半の私の肌にはあまり合わないようでした。
次に使用したのは、ねば塾「白雪の詩」。パームバージン油だけを原料にした無添加石鹸です。180gという大きさでなんと262円というお値段。泡だてネットを使えば決めの細かいクリーミーは泡がたちます。洗いあがりもさっぱりで、それほどつっぱりません。そしてなんと個の商品、台所用洗剤としても使えてしまえるので。(使用方法に台所用と記載があります。)
石鹸洗顔初心者の方にも満足していただける一品だと思います。
最後にご紹介するのは、カウブランドの青箱(さっぱり)と赤箱(しっとり)です。カウブランドの定番商品ですが、実は洗顔石鹸としても非常に評価の高い商品です。以前、肌質が悪い時にこれを使うと肌の調子が上がると聞いたのを思い出して、思い切って使い始めてみました。すると、あまりにも使い心地がよくてびっくりしました。夏にこの石鹸と日焼け止めだけで過ごしていたら、「肌質が変わった」と周りに言われるようになりました。恐るべし、カウブランドです。
今は手作りから輸入ものまで色々な石鹸が販売されており、年齢やそれぞれの肌質に合う石鹸を選ぶことも可能です。また、石鹸は界面活性剤入りの商品に比べて環境への負荷が低いと言われております。石鹸を使って小さな社会貢献をする、それも石鹸を使う利点ではないかと思います。